「和平使者」の称号の扁額(へんがく)など、“信頼の歴史”を語る品々が(広島池田平和記念会館で)

油彩画「日中提言をする池田会長」
香港の画家・曽海濤の作。国交回復25周年の佳節を記念して贈られたもの。
池田名誉会長の「日中国交正常化提言」から、本年で30周年。  江沢民主席の訪日から始まる「日中新時代」に当たって、「提言」は、いよいよ輝きを増す。
 「提言」20周年ならびに「日中平和友好条約」締結20周年を記念する「日中提言30周年記念展」が1998年10月25日から11月6日まで、広島池田平和記念会館で開催された(主催=広島県青年部、広島青年平和委員会)。


 陸総領事は語った。
 「私が強調したいのは、池田先生の『認識の正しさと深さ』『先見の明』、そして『決断と勇気』です。
 周恩来総理が生前、よく言われました。『中日両国は末永く、仲良くしなければならない』
『井戸の水を飲む時、掘った人のことを忘れるな』と。
 中日国交正常化26周年を迎える今、池田名誉会長の『提言』と、なさった貢献を、私たちは、忘れることはありません」
 展示には、青年たちの胸に燃える思いが凝縮している。“アジアの平和を願う名誉会長の思いと行動を、後継していきたい”――と。
 平和委員会のメンバーは、これまで、旧・日本軍による加害実態を調査するために、アジア4カ国を訪問。原爆の「被害者」であることを語る時、「加害者」でもある事実を忘れるわけにはいかないからだ。
 「戦争体験を聞くたびにアジアの歴史を伝えるヒロシマの使命を実感しました。その意味でも、日中提言展は、平和原点の地・広島で開催したいと願ってきたのです」(実行委員の児山俊行さん)
 「中日の万代の友好は、若い人たちに託す以外にありません」――侯学長は、展示を鑑賞した後、青年たちに、そう語りかけた。
【 来賓の声 】
提言が国交回復の突破口に
広島女子大学長
今永 清二
 30年前の池田名誉会長(当時・会長)による日中提言が、風穴を開け突破口となって日中国交がなされたこと。
 更に、名誉会長が、故・周恩来総理と強い絆(きずな)で結ばれたことが土台となって、以降、今日までの日中友好の発展があることを改めて実感いたしました。
 期間中、大勢の方々に見ていただきたい記念すべき展示です。
周総理との信頼・友情の深さに感銘
広島銀行頭取
宇田 誠
“人のつながり”を更に
弁護士
平川 浩子
 30年前、当時の厳しい状況のなかで、池田名誉会長が提言をされたことは、本当にすごいことです。  今では、当たり前のように感じてしまいますが、私たちは、その重要性を忘れてはいけません。そして若い人たちには、日中の“人のつながり”を更に築いていただきたいですね。