「原爆犠牲者・戦没者追善勤行法要」広島で被爆60年の勤行法要 原水爆禁止宣言の大精神を忘るな 核廃絶は全青年の使命
 被爆60年の8月6日を迎えた広島は、不戦の誓いに包まれた。全世界の核と戦争の犠牲者の冥福を祈念し、永遠平和を誓う「原爆犠牲者・戦没者追善勤行法要」が同日午前、広島池田平和記念会館で行われた。
  広島では被爆者の平均年齢が73歳を超え、被爆体験の継承が最大の課題になっている。会場には被爆者・遺族に加え、後継を担う青年部・未来部の友も数多く出席した。
  1957年、戸田第2代会長は「原水爆禁止宣言」を発表し、核兵器の廃絶を、青年への「遺訓の第一」とした。
  法要は、宣言の大精神を受け継ぐ決意にあふれた。
  若竹少年少女合唱団、池田名誉会長の特別寄稿「被爆60年を迎えて」の朗読に続いて、爆心から900メートルで被爆した、在日韓国人被爆者の郭さんが、投下直後の広島の惨状を証言。仏法に巡りあい、被爆者として、「在日」として受けてきた二重の差別を乗り越えて、平和への使命に生き抜いてきた人生を語った。
  証言を聞いた未来部のメンバーは「人間が人間でなくなるような悲惨な戦争は、絶対にいやです!将来、平和に役立つ人になりたい」と。
  また法要では、篠原総広島長があいさつ。熊谷中国長は、人間主義の大道を貫く「対話」の重要性を胸に刻み、生命尊厳の思潮を広げていきたいと語った。