第115回広島学講座 被爆60年―平和の殿堂・広島池田平和記念会館でパグウォッシュ会議 スワミナサン会長が講演 広島から世界へ!「ラッセル・アインシュタイン宣言」の叫びを 人間性を心にとどめよ その他のことを忘れよ!

 核廃絶を目指す科学者の連帯「パグウォッシュ会議」のM・S・スワミナサン会長が
7月25日、広島市の広島池田平和記念会館を訪問し、記念講演を行った。
  広島・長崎の被爆から60年、「ラッセル・アインシュタイン宣言」の発表から50周年にあたる今年、同会議の年次大会が7月23日から広島で開かれている。その多忙の合間を縫って、「創価の平和の殿堂」に駆けつけた。
  「あなたがたの人間性を心にとどめ、そしてその他のことを忘れよ」と訴えたラッセル・アインシュタイン宣言。
  その2年後、パグウォッシュ会議の発足と同じ年、戸田第2代会長は「原水爆禁止宣言」を発表。人間の「生存の権利」を脅かす核兵器を「魔もの」と断じている。
  午後4時前、会館に到着すると、同会長は、開催中の「『21世紀への対話』――トインビー・池田大作展」へ足を運んだ。
  「非常に触発を受ける展示でした。これは、人間の理解を促進した、世界の二人の偉大な頭脳による対話です」
  「今の若い人々には、心から尊敬し、称賛できる『役割モデル』が必要になってきています。その意味で、この展示は、特に若い人々にとって重要なものです」
  次いで同会長は午後7時から、「第115回広島学講座」で「原爆投下60年――人間の安全保障の現状」と題して講演した。
  講演で会長は、ロートブラット博士、ポーリング博士らの言葉に触れ、「科学は人類の幸福のためにある」というパグウォッシュの精神を強調。
  次いで、核と戦争の廃絶には、青少年に「平和の文化」を教育することが特に重要である。この「教育による平和」を進めているのが池田SGI(創価学会インタナショナル)会長であると述べた。
  最後に、ラッセル・アインシュタイン宣言とSGI会長の長編詩「平和のドーム 凱旋の歌声」の一節を朗読。被爆60年の今、SGIとともに、核のない世界の実現へ出発したいと呼びかけた。
  なお、講演に先立ち、「創価学会広島平和賞」がスワミナサン会長に贈られた。