「8・6」記念の平和行事“ヒロシマの心”を継承

原爆犠牲者・戦没者追善勤行法要
核廃絶への誓いを新たに

 「原爆犠牲者・戦没者追善勤行法要」が8月6日、広島池田平和記念会館で厳粛に営まれた。
これには、被爆者、遺族、青年・未来部の代表らが出席。勤行・焼香し、全世界の核・戦争犠牲者の冥福を祈念するとともに、核廃絶への誓いを新たにした。
 少年少女部による合唱、「世界平和祈願の碑」の碑文朗読の後、熊谷中国長があいさつした。
 また、この日「8・6」は「中国婦人部の日」でもあり、「平和の尊さを語り継ぐ日」として、県内ここかしこの家庭でファミリー勤行会が行われた。

第105回 広島学講座「ピース・ウエーブ2004」
若き女性に未来へのバトン

 女子部の広島女性平和文化会議(品川議長)の第105回広島学講座「ピース・ウエーブ2004」が8月8日午後1時半から福山文化会館で、同日午後7時から広島池田平和記念会館で開催され、被爆者の松浦悦子さんが体験を語った。
 松浦さんは、原爆投下から3日後、両親と共に広島市内に入り、残留した放射能によって2次被爆。当時7歳だった。
 いつ発症するかもしれない原爆症への恐怖。不安にさいなまれる中、17歳の時に入会。 以来、松浦さんは"不安"を"希望"へと転換。その"人生の証言"に、参加者は真剣に耳を傾けていた。

「平和を創る世界市民大学講座」
芸術の力と役割について学ぶ

 総広島学術部(清水部長)は7月24日、「平和を創る世界市民大学講座」を広島池田平和記念会館で。
 学術部員で、油絵画家の森永さんは、写実(リアリズム)論、ヨーロッパの美意識と日本の文化、ロシアや中国の訪問を通じて感じたことなどについて言及。芸術が、平和学習や戦争体験の継承において、いかに大きな役割を担うかについて語った。

総広島教育部「夏季研修会」 
子どもたちに尽くし抜く人に

 総広島教育部(長尾部長)は7月25日、広島池田平和記念会館で、「教育のための社会へ、平和のスクラムを!」をテーマに「夏季研修会」を開催。
 2部形式で行われた同研修会。午前の部では、教育現場での実践報告――(1)香港での日本人学校報告(2)障害児教育に取り組む(3)ビデオ参加・スーパー男性保育士を目指す(4)小学校教頭になって
に、大きな共感が寄せられた。また、杉本清子広島教育相談室長が相談活動を報告。
 午後の部は、社会教育・障害児教育など5分科会に分かれ、活発に討議。全体会議では、辻総広島婦人部長、篠原副会長が激励した。

「親子ふれあいフェスタ」
原爆慰霊碑に献花し祈りを込めて演奏

 民音の招へいで来日公演中のウィーン・オペレッタ管弦楽団と未来部の「親子ふれあいフェスタ」が7月27日、広島池田平和記念会館で。
 少年少女部の広島ドリーム合唱団が歓迎の心を込めて少年部歌を合唱。
 オペレッタ管弦楽団は、"ワルツの王様"ヨハン・シュトラウス作曲の「美しき青きドナウ」、「ラデッキー行進曲」などを演奏。時に甘美なメロディーで、時にリズミカルなソリストの歌声で、会場の友を魅了した。指揮者のジークフリート・アンドラシェック氏が「皆さんの真心に感謝」とあいさつした。
 また、この日、同楽団一行は、広島平和記念資料館を見学。原爆死没者慰霊碑に献花すると共に、祈りを込めて演奏を行った。

第1回「原爆被爆者 体験を聞く会」
"あの日"の記憶を忘れない

 広島女性平和委員会(星谷委員長)の第1回「原爆被爆者体験を聞く会」が7月31日、広島池田平和記念会館で。
 講師は会友の尾崎茂子さん。昭和20年8月6日、尾崎さんは、爆心から約2キロ離れた横川(広島市西区)の職場で被爆。天井の下敷きになりながら、九死に一生を得た。
 しかし、見渡せば一望千里、焼け野原に。助けを求める悲痛の叫び、熱線で真っ黒な灰と化した遺体……。"死の街"を歩き、目の当たりにした"あの日"の記憶を克明に語った。また、被爆して犠牲になった親せきの体験も紹介した。