7年ぶりの再会となったこの日の語らいでは、環境政策に関する同博士の創価大学での講演や、戦後の広島復興など、行政学の権威として世界各国の発展に寄与してきた博士の業績、著作などが話題となり、「民衆の幸福のために尽くす指導者の責務」「権力者を善の方向へ導く民衆の知恵と連帯の力」などをめぐり意見を交換した(1990年12月、東京・信濃町の聖教新聞社で)

被爆地・広島復興の恩人――
モンゴメリー博士夫妻の桜を植樹
1991年3月10日
広島池田平和記念会館の前庭で
(副会長 野間 浩)
ひとこと
行政学の世界的権威で、創価大学ロサンゼルス分校の「環太平洋平和文化研究センター」初代所長でもあるモンゴメリー博士は、これまで世界の多くの国々の経済発展、援助計画に携わってこられました。なかでも、1946年の春、人類史上初の原爆投下で廃墟と化した広島を訪れ、その再建を推進。特に、平和公園の設置など“平和の象徴”としての広島の建設に尽力されました。1990年12月、名誉会長は同博士との会談の席上、原爆の惨状に深く心を痛め、平和原点の地・広島の復興に全力を傾注した、その尊き功績を永遠に残すために、桜の木を植樹したい、と提案。そうした経緯から、名誉会長が見守るなか、同博士の「人道」と「正義」の熱き魂を称えて、私どもで2本の桜の若木を植樹させていただき、感慨を新たに致しました。