(1995年11月)
SGI会長
「明年、四季の自然に彩られた『中国平和記念墓地公園』が広島に開設されます。そこに全世界のすべての被ばく者のために『世界平和祈願の碑』が建立される予定です。荘厳な永遠平和の象徴の像も、あわせて設置されることになるでしょう。この碑の『碑銘』を、ぜひ先生に書いていただきたいのです。『世界平和祈願の碑』――被ばくしたのは日本人だけではありません。韓国・朝鮮の方々や中国の人々もおられました。台湾の方もおられたのでは、とされています。その後も(核実験等による)『ヒバクシャ』は各国におられる。『世界平和祈願の碑』は、日本人のためだけではなく、私はそうしたすべての方々に追悼を捧げたいのです。これが仏法の精神だからです」

精神文化の花が爛漫と咲き乱れる「人間主義」の春を――
池田SGI会長と金庸氏の語らい(1997年2月15日、香港で)

プロフィル
金庸(きんよう)氏(中国)
「世界平和祈願之碑」碑銘題字制作者。1924年浙江省海寧県に生まれる。当代随一と評される名文で、世界の中国語圏に、広い読者層をもつ人気小説家。香港を代表する日刊紙「明報」、文化誌「月刊明報」を創刊し、言論界に重きをなす。これまで、英国のサッチャー首相らと対話し、香港の“良識の代表”として意見を交わしている。中国返還後の香港の在り方を決める「香港基本法」の起草委員も務めた。代表作品は「碧血剣」「雪山飛狐」「天龍八部」「連城訣」など多数。